Home > 神社仏閣 > 叡山録 #7

叡山録 #7


img_4491.JPG
 
比叡山三大地獄の一、掃除地獄 〜 比叡山延暦寺(山王院・浄土院)

 

BGM : 1974 / Jukka Eskola


img_4516.JPG
 
東塔から西塔に向かう途中にある弁慶水と書かれた小さな祠。
 
 
img_4519.JPG
 
武蔵坊弁慶が西塔で暮らし、まだ幼名の鬼若と名乗っていた頃、
千日間欠かさずこの水を汲んで参詣したと伝えられています。
 
 
img_4514.JPG
 
その祠から橋を渡った先に、落ち着いた佇まいの古いお堂が見えてきました。
 
 
img_4507.JPG
 
このお堂に向かう途中、もう一本の山道が合流します。
実はこの道が雲母坂の終点。そして終点のこのお堂を山王院といいます。
 
 
img_4494.JPG
 
山王院は第五代天台座主智証大師円珍の住房で、千手観音を祀るので、
別名千手堂とも呼ばれています。円珍の入滅後、慈覚大師円仁一派との
抗争が激化し、円珍派はお山を下りることを余儀なくされました。
そして彼らは園城寺(三井寺)に入り、苦難の歴史を歩むことになります。
 
 
img_4487.JPG
 
山王院から続く長い石段。この辺りから一気に様子は深山のそれに
変わり、野鳥のさえずりや蛙の鳴き声が辺りにこだまします。
 
 
img_4484.JPG
 
石段の先に見えるお堂。伝教大師最澄の廟所がある浄土院です。
 
 
img_4472.JPG
 
比叡山中で最も清浄な聖域であるが故、ここを護る僧侶(侍真)は
12年間もの間、この浄土院に籠って厳しい修法に明け暮れます。
 
 
img_4446.JPG
 
十二年籠山行とよばれるこの荒行、修法の間は落葉一枚も留めず、
草一本も生えないよう徹底的に掃除を行うことを日課とするため、
いつしか人々は浄土院の掃除地獄とよぶようになりました。

 

Comments:36

ckaho 08-06-29 (日) 18:49

掃除地獄とはこれまた僕にとっては最も恐ろしげな(^^;
掃除苦手なので・・・(笑
それにしても緑が深い色を醸し出す場所ですね。
日が照ったらそれはまたすごい爽やかな景色になるのでしょうね(^^)

photobananas 08-06-29 (日) 19:49

こんばんは。
私もこの修行は、とても無理です(笑)
だいたい四角い部屋を丸く掃除するタイプなので・・・^^;
翠がとても深い色ですね。
最後のお庭の模様に吸い込まれそうです。

みのりん 08-06-29 (日) 20:53

こんばんは^^ わたしも この修行はできそうにもないです・・・
掃除 苦手なので(TT でも お参りしたら ちょっとは 上手になるやろか?

緑が深くって 静かな空気が漂ってきそう。
長い石段 これをのぼっていく hiroさん。
鞍馬山を思い出します、、、飄々とあるいたはったもんね^^

Milk 08-06-29 (日) 21:04

比叡山にドライブがてら連れて行ってもらったときは何も知らなくてただ景色の一つとして見ただけでした。
いろんな歴史的な背景を知った上でおなじ景色を見たらどんなに違って見えるでしょう。

今度行く時はひろさんのお話を思い出してみたいと思います(*^_^*)

ヘルブラウ 08-06-29 (日) 21:31

掃除地獄とは恐ろしいです。
ドイツ人のように掃除好きがよく、
私のような嫌いな人が罰を受ける地獄なのか。。。

日本の神仏なのできっと逆であまり掃除しすぎては
よくありませんよーと勝手に解釈して
景色を楽しんでいます。

さと 08-06-29 (日) 21:51

こんばんは、ひろさん^^
すごい修行ですね。。
そんなの自分には無理とわかっていても
そんな空気感に憧れます^^
まずは、身の回りの掃除から完璧にします(笑)

Louis Crowker 08-06-29 (日) 22:10

比叡の落ち着いた空気がよく伝わって参ります。
掃除地獄とはまた・・・(笑)
それにしましても、ひろさんは歴史に非常にお詳しいですね。
私も知らないことがあり、感心しております。
最近、またお忙しいようですね。体にお気をつけくださいませ。

saeko 08-06-29 (日) 22:58

深~い森に囲まれた奥にこんなお堂があるとは。
世俗から隔絶された、修行するのにうってつけすぎる場所ですね^^;
12年という長い年月、う~んまさに荒行。
掃除地獄に耐えられるお坊さん達の精神力は、すごいですね。
掃除が嫌いな私も修行すべきかしらん。。1日も持たないことは必至(^^ゞ

Amary 08-06-30 (月) 0:52

こんばんは♪
延暦寺って、本当かな~り厳しいお寺さんですね。
掃除地獄って、怖いです。
そんなふうに言われるくらいだから、ほんますごい厳しいんでしょうねぇ。
今まで恐れ多くて足が遠のいていたわけだ^^;
そういうお話を聞いてからみると、さらに清浄な山なんやなぁと思って拝見しました。
お写真、どれも素敵ですが、特に4枚目と5枚目好きです。
神々しい澄んだ空気が見えますね。

pakupaku-chan 08-06-30 (月) 0:54

ひろさん、こんばんは。
落ち葉一枚もですか・・・。
こんなに深緑なのに。
この凛とした美しさの影に大変な修行があるのですね。

tolliano 08-06-30 (月) 5:46

おはようさんです^^;
ゲルマン系フランス人ゆえ、掃除大好きっす♪
掃除に整理整頓、それだけ幸せの面積が広がるってもんです。
ってなことをママに話すと小姑って言われます。
なんでやろ、いまだにわからへん^^;

yuta 08-06-30 (月) 6:19

おはようございます
 
武蔵坊弁慶が参詣したのですか
それにしても深い山で歴史を感じるお寺ですね

rauke 08-06-30 (月) 9:15

おはようございます。

凄い。
ハイクオリティな写真群を逆登って観てきましたが、僕の気持ちが同調しまくりです。
大切なお話も自分の人生にプラスされてゆく気がしますね。
たくさんの写真、ありがとう^^

で、掃除地獄。
目を覆ってしまいました^^;
気になり出すとトコトン掃除してみますが、いい加減で止めれない単純人間でもあったりします。はい。
まぁ、いつもこんな感じで良い様に解釈している自分こそ掃除せねば・・・orz

zapzap-kimama 08-06-30 (月) 12:39

こんにちは^^
掃除、嫌いでないですが、
やり出すまでに時間がかかったりして^^;
その後は徹底的に♪
新緑が綺麗と思っているうちに濃い緑の時期になりましたね(^_-)-☆

はなまい 08-06-30 (月) 15:01

ひろさん こんにちわ。
比叡山延暦寺は 何回か通りましたが お参りした事がないです。
しっとりとした風景が 素敵ですね☆

ふふ~掃除地獄!! 修行はできないです。
あと2つも地獄があるのですか?なんだろう??
最後の掃き清められたお庭 ホッとしました。
素敵な写真を いつもありがとうございます。

くるみ 08-06-30 (月) 16:47

寺院に地獄があるとは・・・(笑)
うちも昨日夫から指摘を受けて、隅にたまった恐ろしい埃のかたまりを掃除しました(^_^;)
ちょっと修行して来~い!と言われたらどうしよ~。
それにしてもこの大きな杉に囲まれたお寺、
一人ではちょっと恐いような。
弁慶がどこからか覗いているかも・・・

九分の黒い屋上の猫 08-06-30 (月) 18:36

ひろさん
今日は
今回京都の旅の予定が比叡山に行くつもりです。行く前に、ひろさんの写真を見て、よっかたです。美しい風景で、素晴らしい写真です。
私たちは一日で比叡山でゆっくり遊ぼうと思います。

でも、食事を悩みます。京都には精進料理があまりありませんね。お寺にありますが、普通な食堂やレストランにありませんね。本当に大変です。一緒に行く友達が精進料理しか食べません。たぶん、自分でご飯を作らなければなりません。それじゃ、京都味の食べ物が食べられませじゃ。(T_T)・・・・・

延暦寺は大変荘厳です。

あずき 08-06-30 (月) 21:27

ひろさん こんばんは!
「三大地獄の一、掃除地獄・・・」という言葉を拝見して思わず
身をかたくしました(笑)
そのような修行があったのですね
しかもそんなに長くに亘ってなんて・・・
お写真と共に思いを馳せて・・・心にじんと染み入りました・・・

ひろ 08-06-30 (月) 23:05

♪ckahoさん
こんばんは(^^)
あらま、掃除はダメですか(笑)
僕の中では比叡山と鞍馬山は薄暗〜いイメージなんですが、
日が射すと印象は一変しますよ(^^)

ひろ 08-06-30 (月) 23:07

♪photobananasさん
こんばんは(^^)
男性は総じて無理な方が多いですね(笑)
今の時期に行くと、森が深すぎて飲み込まれそうな気になりますよ(^^;

ひろ 08-06-30 (月) 23:08

♪みのりんさん
こんばんは(^^)
掃除苦手なのは以前伺ってたので。。(笑)
そういえば、鞍馬ご一緒しましたよねぇ。。
あの木の根道を駆け足で降りてましたもんね、僕(^^;

ひろ 08-06-30 (月) 23:10

♪Milkさん
こんばんは(^^)
比叡山は歴史的エピソードの宝庫ですから、
一つ一つ調べてから行くと、とっても面白いですよ(^^)
またライトアップのときにでも行ってみてくださいな(^^)

ひろ 08-06-30 (月) 23:12

♪ヘルブラウさん
こんばんは(^^)
罰は受けませんが、それほど厳しい行と言うことでしょうか。。
いつもありがとうございます(^^)

ひろ 08-06-30 (月) 23:13

♪さとさん
こんばんは(^^)
そうそう、出来ることからコツコツと(笑)
実際行くと、本当に葉っぱ一つ落ちてないんで
びっくりしますよ(^^)

ひろ 08-06-30 (月) 23:16

♪ルイさん
こんばんは(^^)
特に歴史を勉強した訳ではないんですが、これだけ
お寺巡りをしていると、いつの間にか。。(笑)
古い歴史に想いを馳せながら散策するのは格別ですね(^^)

ひろ 08-06-30 (月) 23:20

♪saekoさん
こんばんは(^^)
比叡山もずいぶん俗化されてきましたが、ここから奥、
横川あたりはかなり雰囲気ありますよ(^^)
掃除もそうですが、12年間ここから出られない訳ですから、
それがすごいですよね。。(^^;

ひろ 08-06-30 (月) 23:22

♪Amaryさん
こんばんは(^^)
修行自体はびっくりするほど厳しいみたいですね。。(^^;
ハイキングコースと思えば、緑が多くて気持ちのいい場所なんですけどね(^^)
一度じっくり訪ねてみては?(^^)

ひろ 08-06-30 (月) 23:24

♪ぱくぱくちゃん
こんばんは(^^)
行ってみるとわかりますが、本当に落ちてないんですよ(^^;
シャッターを押すのもかなり憚られました。。

ひろ 08-06-30 (月) 23:30

♪トリアーノさん
こんばんは(^^)
小姑。。だけどその気持ちわかります。
ゲルマン系の京都人としては(笑)
ママはラテン系でしょうか?(^^;

ひろ 08-06-30 (月) 23:31

♪yutaさん
こんばんは(^^)
そうです。乱暴者の弁慶は幼い頃
比叡山におし込められてたんですね(^^)

ひろ 08-06-30 (月) 23:33

♪raukeさん
こんばんは(^^)
ありがとうございます。久しぶりに真面目シリーズが
続いております。。(^^;
>いい加減で止めれない単純人間でもあったりします。
お話ししててもそう言うきっちりしたところを感じますよ(^^)
だから皆さんに頼りにされるんですよね(^^)

ひろ 08-06-30 (月) 23:35

♪zapzapさん
こんばんは(^^)
僕もやり出すと止まらないタイプでして。。(^^;
もう新緑なんて言ってられませんよ。どこも緑が深いです(^^)

ひろ 08-06-30 (月) 23:37

♪はなまいさん
こんばんは(^^)
二つ目の地獄を記事にしましたが、ちょっと重いですね(^^;
ここは是非ゆっくりお参りしてみてください。今年の夏の
JR東海は比叡山らしいので。。(^^)

ひろ 08-06-30 (月) 23:40

♪くるみさん
こんばんは(^^)
じゃ、修行に行きましょうか(笑)
ここは昔から延暦寺の管理地だったこともあり、
びっくりするくらい大きな木が残ってたりします。
野鳥なども多いので、自然を楽しむのにもいいところですよ(^^)

ひろ 08-06-30 (月) 23:45

♪九分の黒い屋上の猫さん
こんばんは(^^)
比叡山は広いので、要領よく回らないと厳しいですよね。。
西塔と横川を中心に回るのがいいと思いますよ。東塔は
人が多くて疲れるだけですから。。
西塔と横川の間にドライブインがあって食事が出来ますが、
精進料理はないですね。。
出来ればお弁当を作っていかれた方がいいですよ。西塔と
横川の間は6キロもあり、バスは休日でしたら30分に1本
しかないですから(^^;

ひろ 08-06-30 (月) 23:47

♪あずきさん
こんばんは(^^)
掃除がメインではないようですが、12年間も
世俗を離れるのは僕には出来ません(^^;
行ってみると分かりますが、このお山でずっと
過ごすこと自体すごいことだと思いますよ(^^)

Comment Form
Remember personal info

Trackbacks:0

♪ Trackback URL for this entry
http://easykyoto.jp/archives/3184/trackback

Home > 神社仏閣 > 叡山録 #7

Calendar
« 2012 年 5月 »
S M T W T F S
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
Warning
 当サイトにおける一切の写真及び文章並びに記事には著作権が生じます。これらを無断で引用・転載・複写・商用利用することはご遠慮下さい。

Return to page top