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揚屋

  • 2006-03-25 (土) 21:46
  • 街角

夕刻、置屋から使いがやってくる

『今日は太夫もよへてもうたらよろしおすか?』

『無理言うて堪忍なぁ…』

『旦那衆、吉野太夫やないとあかん言わはって…』

BGM : Maria Mulata / Jazzinho

普段から撮影場所や撮影機材のことをほとんどお知らせしていないのですが、
今回はメールも含めてたくさんのご質問を頂戴しましたので、簡単に解説
させて頂きます(^^)

京都には六つの花街(はなまち、正式には「かがい」)があります。
1.上七軒
2.祇園甲部
3.祇園東(祇園乙部)
4.嶋原(島原)
5.先斗町
6.宮川町
花街と遊郭は別のものです。花街は芸妓を伴う遊宴の町であり、遊郭は芸妓を
伴わない、歓楽だけの町です。花街にはその芸妓を磨くための歌舞練場を必ず
併設しており、それぞれの花街では今でも『をどり』が催されます。
なお、売春防止法の施行により、現在は「遊郭」というものはありません。
今の五条楽園がこの施行直前まで営業されてたようです。

ということで、この写真の場所である島原は、「花街」ということになります。

揚屋とは、いわゆる宴会場です。昔の京都の建物の構造上の特徴から、一階を
台所及び居住部分として使用し、二階を座敷としていました。その二階へお客
さんを揚げることから、『揚屋』と呼ぶようになりました。

揚屋は太夫や芸妓を抱えていないので、他所から彼女たちを迎えにいかなければ
なりませんでした。この太夫や芸妓を抱えている(置いている)のが『置屋』
です。

太夫は、傾城(官許により、遊宴の席で接待する女性)の芸妓部門の最高位を
いい、花魁(おいらん)は歌舞音曲を必要としない娼妓部門の最高位をいいます。
外見上は、太夫の帯は前に「心」と結ぶのに対して、花魁の帯は前にだらりと
たらして結びます。

一枚目、三枚目、四枚目の写真は揚屋である『角屋(すみや)』で撮影した
ものです。こちらは現在文化美術館となっています。二階部分は予約制になって
おり、写真撮影はできませんが、必見です。感動します(笑)。
詳しくは検索して調べてください。

二枚目の写真は置屋である『輪違屋(わちがいや)』で撮影したものです。
こちらは現在も営業しておりますので、当然中には入れません。
『一見さんお断り』です(笑)。

この辺の言葉は京都の人でも若い人は知らないと思いますので、簡単に
説明させて頂きました(^^)。

Comments:43

ふみか 06-03-25 (土) 21:57

あ~っ、びっくりした(^^
島原に行かれたのですね、輪違屋さんやん、ということは 角屋さんも?
ちょっと 心臓バクバクです。島原の大門撮られました?!
この辺りも 全然風情がなくなってしまったのに、ひろさんの写真見てると、昔を思い出しますよぉ。
輪違屋さんか、めちゃ懐かしいっ。京都 また いきたくなってきたやん、、、ひろさ~ぁん(^^;
あはっ、きっと うちの実家の前とおらはったやろな(笑

youpv 06-03-25 (土) 22:08

ニアミスですね~。
私、昼前に写真の場所にいました~~。
下の写真、ひろさん好きそうやなぁと思って私も撮っていました。
ほら!
http://kyotophoto.jp/sumiya.jpg

写真、撮りまくっていました。私(笑)

おまけ
http://kyotophoto.jp/shimabara_daimon.jpg

それにしても一回くらい会ってもいいような感じですね(笑)

reremimi 06-03-25 (土) 22:14

いいないいな♪みなさん、こういう風景を実際の物として感じられて・・・
わたしなんか、やっぱり映画のセット???
とか思っちゃいますもん・・・・

takahashi05830 06-03-25 (土) 22:45

今晩は、高橋です。
三枚目、この照明は高行灯でいいのでしょうか。
手前の行灯のぼけ具合が絶妙です。
お礼にこんな即興の拙句を二句詠んでみました。
どちらがお好みでしょうか?
   春の闇高行灯の揚屋哉
   輪違屋座敷春燈点りけり
おそまつ。ありがとうございました。

judy 06-03-25 (土) 22:55

ステキなストーリーですよね。
「揚屋」の意味がわからないことなど 気にしなくてもいいのだな・・と思いました。
最後の一枚 この ほの暗さとだだっ広さがいいですね。
3枚めも手前のぼんやりした灯りがいいですね。
写真には写っていないけど左側には誰かが坐っているのではないかと思えます。

may 06-03-25 (土) 23:48

祇園の世界なのでしょうか。
わからないけど雰囲気がわかるという不思議な世界ですね。

youpvさんと遭遇したら面白いね。

ccrkasago 06-03-26 (日) 0:02

今晩は 遊郭のことなんですね、
雰囲気がよく伝わりました、
いつもシャープな色と構成、
綺麗です

cecile0823 06-03-26 (日) 0:22

3枚目にどきっとしました。

こうして京都を練り歩いていると、裏路地探検隊が偶然顔を合わせるかもしれませんね^^;
こういう風情のあるところで撮影できて羨ましい!
本当に羨ましい・・・でも、ひろさんの写真でとろけました・・・

tolliano_papan 06-03-26 (日) 6:46

おはようございます!う~ん、まいったぁ~!怪しくそして緊張感のある、
場の空気感まで伝わってきます、すごスギ!ここも行きたいとこリストに
アップ~、もうほんと、リスト満杯^^;ここで、太夫さん変身コーナーとか
あるといいな、ママお願い^^;

pata_01 06-03-26 (日) 8:34

今日も楽しいストーリー(?)をありがとうございます。
映画での雅な太夫さんの姿が浮かびました。
さすがに・・・・ひろさんの京都弁はええわ~。
ブツブツ私も言ってみますが・・・イントネーションが怪しい^_^;

masa 06-03-26 (日) 10:45

ここはどこなのか、揚屋はなんなのか、まったくわかってません(笑)
ただ、3枚目の写真が好きですね。ちょっとこわいような気もしますが。

volnay007 06-03-26 (日) 11:01

こちらはいつでもお邪魔してよろしいのでしょうか。(笑

ゾゾ 06-03-26 (日) 11:07

おっと。。うっかりログインするの忘れて来ちゃった^^;

ひろりんのショートストーリー大好き♪
なんか今日のは、情景が浮かんで、登場人物の顔をうっすら
想像しちゃいましたよ。(笑)

たけのこは↓長岡なのね。^^;
北へ南へおつかれさんでした♪いっぱい食べて^^ゆっくり充電してね♪

sea_diver 06-03-26 (日) 11:59

こんにちは~。
置屋から使いが・・・別の世界へとんでしまいました^^;
裏口から御用聞きが「まいどぉ~!みかわやで~す。」っておいおい(笑)

cobra2005k 06-03-26 (日) 16:18

ここの場所は、いつでも拝観できるのでしょうか?
どこかで検索したら場所が詳しくわかりますか?
すみません!非常に興味が湧いており質問ばかりで・・。

kmaroon 06-03-26 (日) 16:20

ひろさんの京都弁、
実際にお聞きしてみたいですね~♪
やわらかくて、やさしい京都弁、憧れです^^
4枚目、幽玄な世界感じます。

sea_diver 06-03-26 (日) 18:56

ひろさん 詳しい説明ありがとうございました< (_ _)>
読みながら「ほほー!」「ふ~~~んなるほどね」と一人頷いてました。
一つ勉強になりました♪
訳わっからんで想像だけでコメントしてしまったのが、恥ずかちぃぃぃ^^;

judy 06-03-26 (日) 19:17

たっぷり眠って元気になりましたか?詳しい説明 ありがとうございました。
知っていたのは置屋という言葉だけです(笑)。
ひろさんの説明のしかた 楽しかった~~
ひろさんの京都弁で一緒に歩きながらだったら・・・想像しただけで・・・・
あー でも何か被写体を見つけて、話半分で私いなくなっているかもぉ(笑)。

easykyoto 06-03-26 (日) 20:41

♪ふみかさん
すみません、ピンポイントで心を揺さぶってしまったようです(笑)
さすがに輪違屋さんには入れませんが、角屋さんには行ってきましたよ。
心なしか前来た時よりも奇麗になってるような気がしました(^^)
確かにこの界隈も風情が無くなってきましたね。。

easykyoto 06-03-26 (日) 20:43

♪youpvさん
確かにニアミスだ(笑)
僕は1時15分の予約で二階の方に行ってました。
たぶんyoupvさんは庭の方ですよね(^^)

easykyoto 06-03-26 (日) 20:45

♪reremimiさん
普段身近にないと、作り物のように見えるんでしょうね(^^)
確かに日常使うものではなくなってますが、本物ですよ(笑)

easykyoto 06-03-26 (日) 20:48

♪高橋さん
う〜ん、微妙ですね(笑)
行灯は間違いないんですが。。また調べておきます。
ということなので、本日は下の句を頂戴いたします(^^)

easykyoto 06-03-26 (日) 20:51

♪judyさん
>写真には写っていないけど左側には誰かが坐っているのではないかと思えます。
それは怖すぎます(笑)
ここは撮影禁止の所がすごいんですよ。見せてあげたいんですけどね。。(^^)

easykyoto 06-03-26 (日) 20:52

♪mayさん
本当に。なんで遭遇しないんでしょうね(笑)

easykyoto 06-03-26 (日) 20:53

♪かさごさん
遊郭ではないです(^^)
今も京都に残る数少ない花街です。。

easykyoto 06-03-26 (日) 21:02

♪cecileさん
有り難うございます(^^)
なぜか遭遇しないんですよ。ニアミスは幾多となくありましたが(笑)
でも清水寺で遭遇とかならわかりますが、角屋なんてマイナーな所で
遭遇するのも、なんか怖いです(笑)

easykyoto 06-03-26 (日) 21:09

♪トリアーノさん
ここは変身コーナーなかったような。。
宮川町の花街は何件も変身屋さんがあったんですけどね(^^)
ここは京都駅からもそこそこ近いので、お越しの際にスケジュールに
組んどいてください。行く時は必ず二階の予約をしてくださいね(^^)

easykyoto 06-03-26 (日) 21:11

♪pataさん
これは女言葉ですから、僕がしゃべってたらその筋の方になります(^^)
太夫さんの言葉は京都弁よりもうひとつ柔らかいですからね。。

easykyoto 06-03-26 (日) 21:12

♪masaさん
そんなmasaさんのような方のために、用語解説をつけておきました(笑)

easykyoto 06-03-26 (日) 21:14

♪volnayさん
揚屋さん(角屋)は見学可能ですよ。
ただ、輪違屋さんは今でも現役の置屋さんですから(^^)
見学はおろか、一見さんお断りです(笑)

easykyoto 06-03-26 (日) 21:16

♪ゾゾさん
ゾゾさんの中での配役に興味があります(笑)
太夫は誰がやるんだろう。。
あ、私とかだめですよ(笑)

easykyoto 06-03-26 (日) 21:21

♪seadiverさん
明らかに江戸の町民が混ざってます(笑)
九州には花街はないと思いますが、歓楽街(中州など)に近いものですよ(^^)

easykyoto 06-03-26 (日) 21:24

♪コブラさん
http://www.kyoto-osaka.com/guide/spot/0016_sumiya.html
角屋というんですが、HPは持たれてないようなので、上記のサイトで
大体わかると思います。お勧めです(^^)

easykyoto 06-03-26 (日) 21:26

♪まろんさん
僕の京都弁ですか。僕は声が低いのでちょっと怖いかもしれませんよ(笑)
この写真の部屋よりも大きいお部屋がありますよ(^^)

easykyoto 06-03-26 (日) 21:27

♪seadiverさん
お役に立ちましたか?
軽めのトリビアだったでしょ?(笑)

easykyoto 06-03-26 (日) 21:28

♪judyさん
大丈夫です。探検隊では皆さん話半分も聴いておられませんでしたから(笑)

休日郎 06-03-27 (月) 3:04

どれほどの笑い声がここで・・・。
なんか、聞こえますぜ。

easykyoto 06-03-27 (月) 20:04

♪休日郎さん
幕末の蒼々たる面々もこちらにしょっちゅう出入りされてたようですから、
かなりのものだったんでしょうね(^^)

mikis1128 06-03-28 (火) 13:51

私も数年前、角屋に行って大感動し、京都に行く友達には「角屋に行かないと損するよ」と教えています。最高ですよね、あそこ。和違屋の中もすごく気になるけど、さすがにお客にはなれない・・・。

easykyoto 06-03-28 (火) 18:48

♪mikisさん
おそらく一般に公開されてる町家の中では規模、保存状態とも群を抜いていると思います。
駅からも近いんで、京都観光の最終日とかに組み込んで欲しい所ですね(^^)

柚実 06-03-28 (火) 22:32

しっかり読みましたえー§^。^§

?ちょっと違うかな??

しかっり勉強させていただきました♪
京都は奥深いですネ!

easykyoto 06-03-29 (水) 20:37

♪柚実さん
>?ちょっと違うかな??
多分違います(笑)
また勉強しにきてくださいね(^^)

琵琶(嶋原応援してます) 06-09-04 (月) 10:20

こんにちは、ぶらっと通りかかりましたので
記念に?書き込ませて頂きます。
私は、嶋原の司太夫主宰の「こったいの会」の会員を
しているものです。
「嶋原を応援しよう!花街を愉しく遊ぼう!」をコンセプトに
老若男女いろんな境遇の会員が、マイペースで活動に参加し、会員同士の
交流も含め、愉しくやってるみたいです。

もし、こったいの会、現役太夫さんにご興味がおありでしたら、
公式HPがありますのでのぞいて見てください。(上のURL)

嶋原太夫と輪違屋

(司太夫については、こちらも)
京の太夫さん でサーチしてみてください。

角屋さんの公式HPも見つけました。

角屋保存会 で出ます

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