- 2009-01-01 (木) 19:48
- つれづれ
十牛図
BGM : Paris Train / Beth Orton
本当の自分は何者かを知りたくて、牛を探す旅に出ました。
草が生い茂る道をかき分け
牛の足跡、自分探しの手がかりを見つけました。
牛の足跡をたどり、探し求めた牛の姿を見ることが出来ました。
その美しい姿が、自分の心そのものだったのです。
牛を捕まえようとしますが、牛は荒くれ者。
それは、乱れる自分の心を鎮めるのと同じように、困難なことでした。
荒くれ者の牛とも心が通じ、飼い慣らすことが出来ました。
自分の心を手に入れ、悟りの境地に至りました。
捕まえた牛の背に乗って、家に帰ります。
牛が逃げたり、暴れる心配はもうなくなりました。
せっかく捕まえた牛は何処かに消えてしまいました。
でも、心は自分の中にあるのだから、もう牛が居なくてもいいのです。
牛も人も居なくなりました。
悟ったことも、悟った自分も忘れてしまい、「空」になりました。
水は清清と流れ、花は紅に咲いています。
「空」になりましたが、全ては目の前にやっぱり存在しました。
人とお酒、そして笑いと悲しみが渦巻く生活がありました。
結局、元の木阿弥に還り、俗世界で生きていきました。
こんばんは^^
今年の干支は丑。
自分の心を牛に例え、探し求める旅に出る絵物語。
この「十牛図」は800年前の中国で生まれ、禅のテキストとして
今なお世界中で読まれています。
2009年、皆さんも自分自身の牛を探す旅に出てみませんか?^^
- Newer: 雲龍院(泉涌寺塔頭)
- Older: 錦市場にて