Home > 神社仏閣 > 吉野太夫(2/2)

吉野太夫(2/2)

光悦寺 〜 常照寺

BGM : Just the two of us / INO hidefumi

吉野が逝ってから暫く経つが

未だに一人で歩くことに慣れない

客を避け 茶室に籠ることが多くなり

在りし日の姿ばかりが脳裏に浮かぶ

膝枕のない微睡みに戸惑いを感じながら

窓外の気配に涙が頬を伝う

大丈夫 吉野は元気です

灰屋紹益は本阿弥光悦の甥光益の子として生まれ、幼少の頃に京都の豪商灰屋紹由の
養子となりました。彼は当代一流の文化人であり、22歳の時に当時26歳であった吉野太夫
を身請けし、人も羨むほどの仲睦まじさだったとの記録が残っています。
ところがその僅か12年後、吉野が38歳の若さで病死してしまいます。
紹益は涙ながらに一首の歌を手向け、荼毘に付した吉野の骨灰を飲み込みました。

『都をば花なき里となしにけり 吉野を死出の山にうつして』

吉野太夫の墓は、ここ鷹峯の常照寺にあります。

Comments:41

るみ 07-07-02 (月) 23:28

吉野太夫と光悦の子孫さんがつながりがあるなんて、知りませんでした。
鷹ヶ峯、まだ行った事はありませんが静かに歩いてみたくなります…

takahashi05830 07-07-02 (月) 23:29

今晩は、高橋です。
四枚目の蹲も気になりますが、
何といっても五枚目の和服の女性でしょう。
お礼にこんな即興俳句を詠んでみました。
   門を出ず女のありき半夏生 
おそまつ。ありがとうございました。

07-07-02 (月) 23:30

こんばんは♪
この静寂の中に紹益の心のうちが読み取れるようです。
最後の蓮の花は吉野太夫そのものですね。
素晴らしい組み立てです!
今夜もありがとうございました。

どうしても角屋さんに泊まって常照寺にお参りしてきたくなりました。

chieko6868 07-07-02 (月) 23:46

こんばんは~^^
ずーっと一緒だった人がいなくなってしまうと、
その人がいた空間がぽっかり空いてしまうんでしょうね~。。
着物を着た女性の後ろ姿、凛としていて素敵です^^

dianas 07-07-02 (月) 23:53

ひろさんが綴る一連の物語に涙してしまいそうです。
38歳の若さで才色兼備の愛するお方を失ってしまうなんて・・・
きっとひろさんの語りと重なるような思いをされたのでしょう。

sattorama 07-07-02 (月) 23:58

こんばんは、ひろさん^^
うわ~^^
最後の蓮の花、う~つくしぃ~~~♪
惚れますた^^
2枚目の竹の感じも素敵です^^
こんな風に釘を使わずに止めてあるって
粋ですね^^

photobananas 07-07-03 (火) 6:44

おはようございます。
最初から最後まで絶品ですね。恐れ入りました。
何か情念を感じます。

patapatamaman 07-07-03 (火) 8:06

おはようございま~す
素晴らしすぎて言葉が出ません!
今朝も感激で胸いっぱいですよ~~~

zapzap-kimama 07-07-03 (火) 8:58

おはようございます。
朝からうるっときてしまいそうでした。
花びらにきたピントにまた、情が高まります。
綺麗に配置された石畳、素敵ですねぇ。(^^)

hikariy3 07-07-03 (火) 10:35

たまらない物語
語りの世界に・・・・・・・
添えられた写真の素晴らしさ。
一気にタイムスリップしたようでした。
朝からすごい世界をみせていただきました。

chocorin2 07-07-03 (火) 10:49

おはようございます(^^)
朝からとてもせつない気持ちになりました(;_;)
写真と言葉で、こんなに気持ちに動かすって
本当!すごいです☆

susabi2007 07-07-03 (火) 11:00

美人薄命といいますが、切ないですね。

美しい蓮の花になって生まれ変わった演出に
グッっときました。

churin 07-07-03 (火) 13:54

こんにちは。
吉野太夫が好んだことから名づけられたという「吉野窓」が
伏線となってますね。
故人と共に過ごした想い出と重ね合わせた窓を開けると蓮の花。
なんとも切なくそして温かい。
ひろさんの縦写真すごく素敵ね^^

けい 07-07-03 (火) 18:37

ひろさん、こんばんは(^-^)

どうしたらこんなに絶妙なショットが撮れるんでしょう。。。

しっとりと、心が安らぎます^^

本当にひろさんはお寺に詳しい。。。

HPは、まだメンテ中ですか?

楽しみにしています^^

masa6521 07-07-03 (火) 18:57

私は歴史はからっきしダメなので、↓も写真を楽しませてもらいました。
2枚目のさりげないモミジとラストのハス?がいいです^^

隠居 07-07-03 (火) 19:28

こんばんは。
「未だに一人で歩くことに慣れない」・・・この言葉に愕然としました。
いつも、どこに行くにも一緒だった父が亡くなってから、母は茶の間から
ぼんやり庭を眺めている時間が多くなりました。
母もまた、未だに一人で歩くことに慣れずにいるのでしょう。
そのことに、私は気づいていなかったのです。せつなくて、涙が滲みました。
私も、生涯の伴侶を亡くすようなことがあればと想像するだけで恐ろしく
胸の中は不安と寂寞たる思いでいっぱいになります。

紹益の一首は、せつないまでに美しい恋歌ですね。
有り難うございます。・・・では、おやすみなさい。

easykyoto 07-07-03 (火) 22:05

♪るみさん
こんばんは(^^)
今回紹介していませんが、源光庵や岩戸妙見も一緒に回れば、けっこう時間
つぶせますからオススメですよ(^^)

easykyoto 07-07-03 (火) 22:06

♪高橋さん
こんばんは(^^)
この日はお茶会の日だったので、和服の女性で一杯でしたよ(^^)

easykyoto 07-07-03 (火) 22:09

♪紅さん
こんばんは(^^)
この蓮を見つけたとき、ああ、太夫だって思いました(^^)
>どうしても角屋さんに泊まって常照寺にお参りしてきたくなりました。
今回紹介してませんが、北野に立本寺というお寺があります。ここには灰屋紹益
のお墓があります。こちらもセットでどうぞ(^^)

easykyoto 07-07-03 (火) 22:12

♪chiekoさん
こんばんは(^^)
喪失感というやつでしょうか。友人が亡くなった時にこういう気持ちになったことが
あります。
この日はお茶会があったので、皆さんきちっとしたはりましたよ(^^)

easykyoto 07-07-03 (火) 22:15

♪dianasさん
こんばんは(^^)
二人の物語を昔読んだことがありまして、不覚にも泣いたことがあります(^^;
僕は独身ですが、自分の連れ添いがいたら後に残されるなんて辛くて耐えられ
ないですね。。

easykyoto 07-07-03 (火) 22:18

♪さとさん
こんばんは(^^)
もう少ししたらこのお寺が蓮で埋まるんですが、この日はちょっと早かったみたいで、
この蓮が一番きれいに咲いてました(^^)
参道の竹の柵ですが、かなり丁寧に作ってあるんですよ。皆さん素通りですが、
機会があればじっくり見てほしいです(^^)

easykyoto 07-07-03 (火) 22:20

♪photobananasさん
こんばんは(^^)
ありがとうございます(^^)
情念ですか。まだまだそんなところまでは表現できてませんが、嬉しいです(^^)

easykyoto 07-07-03 (火) 22:23

♪patapatamamanさん
こんばんは(^^)
ありがとうございます(^^)
朝からでしたら、ちょっと湿っぽくなかったですか?(^^;

easykyoto 07-07-03 (火) 22:32

♪zapzapさん
こんばんは(^^)
>朝からうるっときてしまいそうでした。
始業前にすいません(笑)
秋はこの石畳に散り紅葉が映えるんですよ。素敵な場所です(^^)

easykyoto 07-07-03 (火) 22:34

♪hikariさん
こんばんは(^^)
特定の人物に焦点を当てて、その足跡を追っていく観光ってのも趣があって
楽しいですよ(^^)
hikariさんもそういう歴史上の人物っていませんか?(^^)

easykyoto 07-07-03 (火) 22:36

♪chocorinさん
こんばんは(^^)
朝観るより、夜観る方がいいかもしれませんね(笑)
最初はこんな記事にするつもりじゃなかったんですけどね。。
何となくこうなっちゃいました(^^;

easykyoto 07-07-03 (火) 22:39

♪susabiさん
こんばんは(^^)
吉野太夫のイメージって僕の中では桜なんですが、この蓮を見つけたとき、
こちらの方が彼女のイメージかなって思うようになりました(^^)

easykyoto 07-07-03 (火) 22:43

♪チュリ姐さん
こんばんは(^^)
吉野窓に気がつくとは。。さすがです。絶対誰もわからないと思ったのに(笑)
鷹峯という場所はなんか独特の雰囲気がありますよね。本阿弥光悦、吉野太夫、
突出した文化人が好んだ場所と言うことでしょうか(^^)

easykyoto 07-07-03 (火) 22:44

♪けいさん
こんばんは(^^)
ありがとうございます(^^)
HPは。。亀のごとくゆっくり進んでおります(^^;
何かと忙しくてまとまった時間が全く取れないんで、どうしても作業が遅れますね。。
頑張ります(笑)

easykyoto 07-07-03 (火) 22:46

♪masaさん
こんばんは(^^)
ありがとうございます。歴史はおもしろいですよ。好きになってください(笑)

easykyoto 07-07-03 (火) 22:51

♪隠居さん
こんばんは(^^)
隠居さんのお気持ち、とてもよくわかりますし、嬉しく思います(^^)
この記事を書きながら、昔亡くしてしまった大切な人のことを思い出してしまった
ものですから、、ほとんど実体験なんですよ(^^;
身近な人が亡くなることほど辛いことはないですからね。。

cheyco 07-07-03 (火) 23:14

こんばんは
文も写真も 言葉が見つからないほど素敵です
歴史・地理を天敵のように苦手としている私ですが
かたり なら いいみたい^^    ありがとうございました

easykyoto 07-07-03 (火) 23:44

♪cheycoさん
こんばんは(^^)
ありがとうございます(^^)
歴史苦手なんですか?とっても楽しいのに。。(笑)
僕でよろしければ教えて差し上げますよ(笑)

みのりん 07-07-04 (水) 7:38

おはようございます(^^)
角屋さんから始まっての 物語。
一枚一枚、どれも 素敵です。
風情がなくなった島原にあって 角屋さんは別世界みたい。
ひろさんの角屋さんを見ると 懐かしくもあり
風情のかけらが残ってたころの島原を思い出します。

あと、地元に伝わる 角屋さんの怖いお話も(^^;
怖いお話は・・・(--;

過去の記事見ました!ひろさんの色香にノックアウトです。
ついでに 昔のわたしも発見してしまった(笑
2年越しで ここに 通ってるんですね わたし。
これからも 通ってきますので よろしく(^^)

Milk 07-07-04 (水) 11:31

昔、勝新太郎がお兄さんのお骨を食べたというのを聞いたときは驚きました。
その後、私の弟が亡くなったときその気持ちがわかりました。

昨年、鷹峯へ行ってこの吉野の骨灰を飲みほした話しをききました。
切なくなったけれどそれまでに愛された吉野は幸せだと思いました。

megumin321 07-07-04 (水) 13:59

おじゃまします~・・  清涼感いっぱい・・いい空気が・・   リビングに流れてきました~~・・  すぅ~~~~って~~~♪~

07-07-04 (水) 15:34

早熟でいて
儚いながらも精一杯駆け抜けた
その一生に想いを馳せるとき
同性として胸がつまります。
今回のシリーズも美しいお写真がたくさんで目の保養をさせていただきました。ありがとうございます。

easykyoto 07-07-04 (水) 20:56

♪みのりんさん
こんばんは(^^)
久しぶりの角屋さんですが、独特の雰囲気は相変わらずでしたよ(^^)
その角屋さんの怖い話、かなり興味大なんですが。。(^^;
記事、わかりましたか?まだTBが復活していないみたいなので、ご迷惑を
おかけいたしました。2年前の記事なんでちょっと恐縮ですが。。(^^;

easykyoto 07-07-04 (水) 20:58

♪Milkさん
こんばんは(^^)
そんなことがあったんですね。。
居て当たり前の人が居なくなる、それを考えただけで胸が張り裂けそうになります。。

easykyoto 07-07-04 (水) 21:00

♪杏さん
こんばんは(^^)
一人の人を追っかけて写真を撮ると、普段とは違う目線でカメラを構えるように
なるんですね。これは僕にとって新鮮な発見でした(^^)

Comment Form
Remember personal info

Trackbacks:1

♪ Trackback URL for this entry
http://easykyoto.jp/archives/874/trackback
pingback from Spice of Life 京の街角 - 常照寺 08-07-09 (水) 23:58

[...] 彼女の墓のある常照寺の遺芳庵には、吉野窓という丸い大きな窓があります。 [...]

Home > 神社仏閣 > 吉野太夫(2/2)

Calendar
« 2012 年 5月 »
S M T W T F S
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
Warning
 当サイトにおける一切の写真及び文章並びに記事には著作権が生じます。これらを無断で引用・転載・複写・商用利用することはご遠慮下さい。

Return to page top